<<1.製作>>
ゴールデンウィークに、手をつけてなかったブランクスを少しはいじってみようかとPX5925用にΦ1.5の14cm(有効長13cm)を切り出し。 8cmほど余ったのを曲げていると、意外と剛性があり、かねてからショートなティップを試そうと考えていたのにちょうど良さそう。
1ガイド分の長さでティップが入り、シャキッと感を失わず、チューブラを活かしつつ操作感のあるロッドができたらいいなと。
一からすべて組み立てるわけではなく、φ1.2チタンで柔らか過ぎて使い道がなく、ティップとガイド外して放置していたソルセン改(#1はR8326)を流用。 削っていくと先端がかなり細くなりました。
極細急テーパになったものが折れるかどうかの確認もできて、いいテストになりそう。
振り抜け、シャキッと感があまりにもよくなったので、さらに、カーボンアーバーの1ピースロッドでもテストしたくなり、急遽、11号機のティップを取り外して、新たに削り出して再取付。こちらはティップ長10cmにしたので、ガイド1個追加。(すぐにテストするためにアロンアルファでスレッド固定。)
ベンディングカーブ
長:AJX5919
短:#1 R8326+#2 Dアタッカー
実際には、真下ではなく左斜め下45°くらいに引っ張るのでもう少しマイルドな曲がりになりますが、TOPガイドと1番目の間だけ、曲がりが変化するようなテーパにしています。
短い方のDアタッカーの#2がしっかりしているので、AJX5919よりバットの剛性があり、よりEXFなベンディング。 元々並継ぎを印籠継ぎにしたんですが、ベンディングを見る限りは印籠部の剛性低下は気にしないでよいレベルです。
①38g
②76g
③114g
<<2.テスト>>
2度ほどテストへ行って、キャスト関係は飛距離問題なく、振り抜けがよくなったので満足していましたが、肝心のアジがいなくて、メバル・カサゴでしかテストできてなかったので、アジのいる場所へ行ってきました。
ラインが痛んで表面ザラつきあるのか、フリーで落としているときのガイドとの擦れが、手元へ大きく伝わってて、振動の伝達は問題ないんじゃないのと釣る前から思ってました。
最初ダウンクロスの流れしかできず、勝手にテンション張れてしまうので、アタリは普通に出て問題なし。 逆に、流れでジグが浮いてしまわないように、着水点を変えたりカウント変えたり、ロッド送ったりとにかくレンジを入れるのに四苦八苦。
転流して流れが変わると微妙な当て潮になり、レンジは入れやすく、抜けアタリのテストに丁度良い感じに。 分かりやすいコッとか、モジッっていうのは問題なし。
もうそろそろ欲しいなと、ふと思って集中して微テンション維持していると、「んっ!?」な感じでしっかり違和感感じることができました。 振動の伝達とかではなく、重みの変化か、ティップが戻る時のTOPガイド・1番ガイドとラインの擦れか。
いずれにせよ、怪しいアタリも取れたんで、今後は、こっちをメインで作ってみて、短ティップで致命的な問題がないか確認していきます。
幅広肉厚の極上アジは5匹。 他は幅は普通。 まだ抱卵個体がいないので後少しは釣れてほしいですね。
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